新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2022年を振り返りますと、相変わらず新型コロナウィルス感染症が猛威をふるい混乱も起きましたが、政府は、9月8日に、「Withコロナに向けた政策の考え方」をとりまとめ、「新たな行動制限を行わず、重症化リスクのある高齢者等を守ることに重点を置いて、感染拡大防止と社会経済活動の両立を図る方針」を打ち出しました。
併せて、新型コロナ対策の「基本的対処方針」を変更し、陽性者の自宅療養期間の短縮、陽性者の食料品の買い出しなど必要最低限の短時間外出を許容すること等が盛り込まれ、イベント開催等における必要な感染防止策も改訂され、イベント運営の緩和などもおこなわれています。

経済政策においては日銀がこれまでとってきた異次元緩和から利上げに転換、エネルギー政策においては脱炭素社会の実現に向け、再生可能エネルギーや原子力の活用などを盛り込み、各分野において大きな方針転換がおこなわれた1年となりました。

本年は、感染の拡大の防止を図りつつも経済社会活動の活性化が進む、明るい兆しが見えつつあり、地方への波及効果を期待しているところであります。
一方でウクライナ侵攻は終わりが見えず、この影響等による物価高、また防衛力強化のための増税などにより庶民の生活は苦しくなることが想定され、景気に配慮した政策が待たれるところでもあります。

本年は卯年。卯は跳ねるという格言のように、コロナに負けず、これまでにも増して大きく跳ねる1年にしたいと考えています。
皆様方のより一層のご指導・ご支援をお願い申し上げ、私の新年のご挨拶とさせていただきます。

2023年1月
愛南町議会議員 かぎやま 茂